
昨今では、「草食系」と呼ばれる若者が急増し、益々セックスへの関心が薄れてきていると言われています。
でも実は、それは若者だけでなく“肉食世代”と言われるの40代以上の人々にも広がっているのです。
現代のセックスレス夫婦は約4割に達し、あらゆる世代の男女が
「もうセックスはしたくない」と口にしている・・・。
セックスに意欲を失った男女に共通するのは、異性や配偶者と関わろうとする意欲の衰えだと言えるでしょう。
人間がSEXを求める意味は、大分すると2つあると言われています。
一つは子づくりのため。
もう一つは”感”を得る為。
感とは、すなわち「安心感・信頼感・快感」を指すものです。
高校教諭として25年間、「性」をテーマにした教育を実践し、現在は京都教育大学准教授を務める 関口久志さんの言葉を以下に引用します。
「セックスの過程で、男女は語り合い、触れ合い、裸になって抱き合いますが、 これによりお互いが自分をさらけ出し、相手に心から認められたと感じるようになります。
その幸福感が快感につながるんです。
いま男性たちが性欲はあるのにセックスしたくないというのは、自分をさらけ出すのが苦手で人と深くかかわる余裕もなく、おっくうになっている、ということでしょう」
上記を夫婦関係に当てはめれば、「おっくうになっている」では済まされません。
パートナーと深く関わる時間と手段(SEXテクニック)をなんとしても確保すべきでしょう。